AKB劇場再開「皆さんの声が力」

 AKB48の川栄李奈(19)と入山杏奈(18)が先月25日の握手会で切りつけられた事件を受けて、同月26日から上演中止となっていた東京・秋葉原の専用劇場での公演が2日、再開した。

 入場前には金属探知ゲートによる持ち物チェックが実施され、私服警官も警備する厳戒態勢での再出発。グループ総監督の高橋みなみ(22)は「今日この場所から再スタートさせていただきます。新しい一歩です」と再起を宣言した。

 AKBにとって原点の場所に、笑顔と歓声が8日ぶりに戻ってきた。川栄と入山が所属する、チームAの公演からの再スタート。療養中の2人は休演したが、開演直後に整列した出演メンバー15人を代表して、高橋が神妙な表情でマイクを握った。

 「なぜチームA公演かというと、川栄、入山がいるチームだからです。2人が戻ってくるまでの間、きちんと劇場を守れるよう頑張っていきます。皆さんの声が私たちの力です」と変わらぬ支持を訴えた。

 見慣れた劇場の風景には変化があった。警備員は従来の2人から10人に増員。私服警官3人も警備にあたった。最前列21席分が閉鎖され、ステージと客席の距離が1・5メートルから2メートルに広げられたことで、入場者数は229人に減少した。

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