小保方氏 佐村河内氏会見とは対照的

 STAP細胞の論文問題で、捏造・改ざんなどの指摘を受け疑惑の渦中にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が9日、大阪市内で会見を開いた。

 質疑応答では報道陣から、小保方氏の論文に捏造と改ざんがあるとの調査結果を出した“身内”であるはずの理化学研究所に対する心境が何度も問われたが、小保方氏は頑として不満を口にしなかった。

 論文の筆頭著者である小保方氏ひとりの責とした理研について、「トカゲの尻尾切りでは」との問いにも、小保方氏は「論文の疑義の責任は私にあります」ときっぱり。

 上司ら他のスタッフの指摘があればミスは防げたのではないかとの質問にも「私が自分のことをもっと謙虚に、他の方に確認をお願いしていれば防げたと思います」と自責の言葉を繰り返した。

 前日7日に、小保方氏は理研の調査結果に不服申し立てを行い、再調査を求めている。いわば因縁の敵対関係にもあるだけに、「理研に裏切られたという思いはないのか」と“直球”の問いかけもあったが、小保方氏は「そのような気持ちを持つべきではないと思います」と返した。

 くしくも同時期に疑惑が浮上した、ゴーストライター騒動の佐村河内守と小保方氏は“コピー・アンド・ゴースト”と揶揄されたことも。ただ、佐村河内氏が騒動後会見で、疑惑を告発したゴーストライター役の新垣隆氏を「名誉毀損で訴えます」と発言し泥仕合を印象づけたのとは対照的に、小保方氏の会見はスムーズな進行をみせた。

 疑惑の発端となった論文の作成・表現に関しては、責任転嫁、言い訳を排除し、全面的に謝罪した。代理人弁護士によると、事前にある程度の想定問答は準備していたというが、質疑応答は全てペーパーを見ることなく丁寧に回答。報道陣との激しい応酬もなく、ただ、涙声になった場面でも、科学者としての自身の研究の正当性だけを訴え続けた。

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