「ごちそうさん」平均視聴率22・4%
29日に放送が終了した、NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」の、全150話の平均視聴率が、関東地区で22・4%だったことが31日、ビデオリサーチの調べでわかった。前作の「あまちゃん」が記録した20・6%を大きく上回り、過去10年では最高の数字となった。
昨年9月30日の初回放送を、22・0%と好発進した後も、高視聴率を維持。10月16日には、平均最高視聴率となる27・3%をマークした。全150回の半分となる、昨年12月25日の第75話までの平均視聴率は22・2%と、過去10年で暫定トップという高水準だった。
今年1月には、主演の女優・杏と俳優・東出昌大の“熱愛報道”も飛び出したが、視聴率に大きな影響はなし。29日放送の最終回も、関東地区で21・3%、関西地区で22・3%をマークした。
過去10年の平均視聴率では、女優・堀北真希がヒロインを務めた、12年前期の「梅ちゃん先生」がマークした20・7%が最高だったが、こちらも大きく更新。今世紀の作品としては、では02年前期の「さくら」(23・3%)、01年後期の「ほんまもん」(22・6%)に続く3位となった。