安倍首相「いいとも」でお笑い好き告白

 フジテレビ「笑っていいとも!」のトークコーナー「テレフォンショッキング」に21日、安倍晋三首相(59)が登場。現役首相の生出演は初めてで、スタジオ内でもSPがガードする厳重警備の中での生放送となった。首相は「『ボキャブラ天国』のファン」などとお笑い好きであることなどを明かした。

 タモリですら「じーっと(上から下まで)『お前、タモリか?』という感じで見られた」という現役首相のSP警護。スタジオでもSPが表情ひとつ変えず警戒する中、ノーネクタイで登場した首相は、気さくにお笑い談義を展開した。

 タモリが俳優や落語家と違い「お笑い、バラエティーやってると、なかなかほめてもらえない。私みたいに“分野”が何にもないと…」とぼやくと、首相は「無形文化財ですよ」と持ち上げた。

 さらに「『ボキャブラ』ファンでしてね」と切り出し、10数年前に体調を崩し、入院していた時に、フジテレビ系で90年代に放送されていた語学エンターテイメント・バラエティーのパイオニア的番組「ボキャブラ天国」を熱心に見ていたことを告白。

 首相は「笑いって健康にいいんですよ。人間、プラス思考でないと。国の政策を考える上でも、なるべく気持ちを前向きに」とお笑いが、国の政策を考える上でも必要な要素の一つであることを説いた。

 「ボキャブラ」は、ボキャブラリー(語彙)をもじった作品を視聴者が投稿する番組。パネリストが大いにウケけると「大玉」を出すのだが、首相は「大玉とか」と話し、マニアぶりもかいまみせていた。

 なお、現役首相初のバラエティー番組生出演について、首相は「32年間続いた国民的番組ですから」と出演理由を説明していた。

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