「ＮＨＫ紅白歌合戦」（３１日、東京・ＮＨＫホール）

　“天然発言”が心配？された、紅組司会の綾瀬はるかが、番組冒頭からいきなりオトボケを連発させた。

　まずは白組司会の嵐とのオープニングでは「ＮＨＫホールが生きてるみたいですね」とのナゾの珍言。紅組トップバッターの浜崎あゆみの紹介では、いきなり「はい…はい…」と言ったまま止まってしまった。緊張のせいかセリフが飛んでしまった様子で、照れ笑い。

　２番目のＮＭＢ４８の紹介の際も、グループ詰まり気味でうまく言えず、嵐の櫻井翔が「かんでませんよね」とフォローを入れたが、綾瀬は正直に「かんでます…」と苦笑いを浮かべていた。

　綾瀬の司会を巡っては、事務所の先輩の和田アキ子が、リハーサル時に綾瀬から「５行（の台本）を３行にぶっ飛ばしちゃっていいですか？」と質問されたことを明かし「本当に天然ですから」と心配していた。

　なんとか３組目、４組目の紹介は無事にクリアした綾瀬。嵐から「３０分がたって、落ち着いてきましたか」と聞かれると、綾瀬は「はい、落ち着いてきました」とニコリ。再度、嵐から「最後まで気を抜かずに、がんばりましょう」と励まされると「はい！ＮＨＫですからね」と元気よく答えていた。