獅童 最愛の母死去「頭が真っ白」

母・小川陽子さんが死去し会見をする中村獅童=歌舞伎座(撮影・佐々木彰尚)
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 歌舞伎俳優・中村獅童=本名・小川幹弘=さんの母・小川陽子さんが17日午前、心不全のため亡くなった。73歳だった。通夜は19日午後10時から、葬儀・告別式は20日午前9時半から、東京都港区南青山2-26-38の梅窓院で営まれる。喪主は長男の獅童が務める。

 獅童は東京・歌舞伎座の「十二月大歌舞伎」(25日まで)に出演中。松竹を通じて17日夜、ファクスで「本当に突然のことであり、頭が真っ白な状態です」と悲しみのコメントを発表した。

 また、「今は千穐楽まで舞台に集中することが、役者としての勤めと思っております。本来であれば、すぐにでもお話をさせていただかなければならないのですが、気持ちを整理いたし、後日改めましてお話をさせていただきたいと思っております」と出演中の舞台に集中することを誓った。

 歌舞伎座の公演は夜の部のみの出演。通夜は出演を終えた午後10時からと、通常よりも遅い時間から営まれる。

 獅童は2008年10月に初代・中村獅童を名乗った元歌舞伎役者の父・小川三喜雄さんを胃がんで亡くしている(享年79)。陽子さんは、幼少のころから獅童を歌舞伎役者として、育てあげたことで知られる。ステージママぶりは有名で、母子の絆の強さはだれもが知るところだった。

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