難病疑いの中村うさぎ、TVで心中語る

 100万人に1人の難病、スティッフパーソン症候群の疑いで入院中の9月15日に一時、心肺停止状態に陥ったエッセイストの中村うさぎ(55)が25日、フジテレビ系の「ノンストップ」の取材にこたえ、発病以来初めてテレビカメラの前で心中を語った(収録は22日)。

 車いすで屋外に出たうさぎはインタビューに「何回か死にかけて、なぜか自力で生き返りました。ブファーッみたいな感じで。その生命力には自分でもびっくりしますね」と臨死体験を語った。

 テレビカメラの前に映し出された顔は、整形を繰り返して元祖美魔女と言われたかつての顔とはまるで別人。わずか1年前の資料写真ともまるで違っている。「ステロイドの副作用で顔が丸くなっちゃって。気になってしようがないのでコロコロを使ってます」とさすがに気にはしているようだ。

 しかし、ブログでは鼻からチューブを差し込んだような、もっと変わりきった顔もさらしている。

 「もう55歳ですから、限界もあるなぁって思いました。美魔女っていったって、年には勝てませんよ。自分でも美魔女の行き着く先には興味がありますね。どこまで頑張る気だろう、みたいな」と、エッセイストらしく自分を客観視している。

 先月24日には集中治療室から一般病棟へ移り、ブログを通しての執筆や、閲覧者への人生相談も行っている。手が震えるので書くスピードは半分くらいに落ちたが、「書かないと自分には何の価値もないような気がします」と、病床ですがりつくようにパソコンに向かう毎日のようだ。

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