現役高校生が選ぶ漫才師は「吉田たち」
現役の高校生200人が選ぶ「第11回MBS漫才アワード」の決勝が4日、大阪市内のMBSスタジオinUSJで行われ、双子の漫才コンビ「吉田たち」が決勝初進出で初優勝を果たし、賞金100万円を獲得した。また年末にはMBSで単発の冠番組が制作、放送されることも発表された。
「吉田たち」は、ツッコミを兄・ゆうへい、ボケを弟・こうへいが担当する、結成6年目のコンビ。兄弟ゆえにケンカも多く「これまで2回解散した」と明かした兄・ゆうへいは「賞が取れてよかった。賞金は一部両親に渡そうと思っています。これからもずっと漫才を続けていけたらと思う」と笑顔。
弟・こうへいは「優勝出来てよかった。双子は(漫才が)やりにくい。ネタ合わせはケンカばっかりで、2回骨折しています」と笑わせた。
今回は、過去最多の213組が予選に参加し、決勝には8組が進出。「吉田たち」は2次予選のトップ通過に引き続き、決勝1回戦で161点のトップとなり、600点満点で争われた2回戦では、520点を獲得し、501点の2位「プリマ旦那」を引き離し優勝した。
