文化放送、OB・みの起用継続を明言
次男が窃盗容疑で逮捕されたタレント・みのもんた(69)が26日、パーソナリティーを務める文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」(土曜、後1・00)の生放送中に、「各局に降板を申し入れた」と発言した。降板申し入れについて同日、文化放送はデイリースポーツの取材に対し、「(文化放送は)みのさんの出身母体でもありますし、みのさんが番組で『思いも新たに』と話した通り、みのさんと続けていきます」と、今後もみのを起用し継続していくことを明言した。
文化放送では、すでにスポンサー2社(ロッテ、明治)が次男逮捕の直後の9月14日の放送から、CMを自粛(中止)していることもあり、局の方針が注目されていた。
みのが出演するテレビ番組については、TBSが報道番組「みのもんたの朝ズバッ!」(月~金曜、前5・30)と「みのもんたのサタデーずばッと」(土曜、前5・45)の報道2番組の降板を25日に発表している。
みのはこの日の放送で、「全てを失ったせがれをみるとつらい。世に送り出した父も原点に戻って一番きついことを体験しなきゃいけない、と各放送局に降板を申し入れた」と降板は局側でなく、自ら申し出たと説明した。
みのによると、文化放送は「ぼくの古巣なので、『育った局で、人生を吐露してくれ』と慰留された」といい、「秘密のケンミンSHOW」の読売テレビにも慰留されたという。
TBSからは「(降板申し出を)受けていただいて、『またいつの日かお会いしましょう』と言われた」とチクリ。「夢にまでみた報道番組を失うのは断腸の思い」と訴えた。
一方、読売テレビは26日、取材に対し「(みのの)降板を慰留したのは事件発覚直後の話」と話し、次男の再逮捕後や釈放後に改めてみの側から、降板の申し入れがなかったことも明らかにした。
「秘密の‐」については「番組継続の方針に変わりはない」という。
TBS広報はこの日のみのの会見について「昨日(25日)お話したほかはありません」とした。
