みの「朝ズバッ!」降板…局主導で決定

 次男が窃盗容疑で逮捕されたタレント・みのもんた(69)が、司会を務めるTBS系の報道番組「みのもんたの朝ズバッ!」(月~金曜、前5・30)「みのもんたのサタデーずばッと」(土曜、前5・45)を降板することが25日、同局から発表された。みのは事件発覚後、両番組への出演を自粛していた。両番組は11月第2週から、番組名から「みのもんたの」を外して“再出発”をはかる。なお、みのはきょう26日、都内で会見する。

 9月11日の次男・御法川雄斗容疑者(31)の逮捕後、「自粛」という形で番組への復帰にこだわり続けたみのだったが、ついに「降板」という“引導”を渡された。

 TBSによると、みのとは話し合いを続けてきたといい、「(自粛による)お休みが長引いていること、視聴者さまからの御意見などを総合的に判断した」と、局主導での降板決定となったことを明言。同局の石原俊爾社長は「残念です」とコメントした。

 事件発覚直後、同局には視聴者から抗議電話が殺到。さらに、パーソナリティーを務める文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」(土曜、後1・00)の中でみのは「(当初は)降りるつもりはないし、続行してもいいと思った」などと、火に油を注ぐような発言をしていた。

 また、関係者によれば「朝ズバッ」のスポンサー数社が広告出稿を自粛したい意向を示していたという。同局はスポンサーの声について「お答えできない」としているが、広告不況が続く中、みのをかばうことでのスポンサー離れを危惧する声が上がったとしても不思議ではない。

 すでに「‐つかまえろ」のスポンサー2社はCM出稿を自粛し、事件発覚直後の9月14日の放送から現在に至るまで、別CMに差し替えられている。視聴者からもスポンサーからも、次男の逮捕という“一大事”への向き合い方に「NO」を突き付けられての「降板」といえそうだ。

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