みの、会見は「バカヤロウッ!」締め

 次男が窃盗容疑で逮捕され、TBSの報道2番組を降板したタレント・みのもんた(69)が26日、都内のホテルで記者会見を開き、次男逮捕当初に「親の責任はない」と主張し、反発を招いたことに対し、「思い上がってた」と認めた。1時間10分にわたる会見の最後に、報道陣から「息子さんに一言」と言葉をかけられると、「バカヤロウッ!!」と大声で怒鳴った。

 無数のカメラのフラッシュを浴びたみのは、机の上に両手の拳を置き、とうとうと一人語りのように、語り始めた。内容は、会見の直前に生放送された文化放送のラジオ番組とほぼ重複。「私の次男が窃盗未遂ということで。親子の縁は切れません。間違いなく我が子。どこかで子育てが間違っていたのでは。不完全な形で世に送り出したとしたら、その責任は私にあります。せがれは全てを失った。父も原点に戻って一番きついことを体験しなくては」と降板を決意した理由を説明した。

 9月13日の会見で「せがれを信じたい」と話し、9月21日放送のラジオで「親の責任ではない。日本はおかしい」とマスコミを皮肉るなど、親の責任を否定していたが、世論の反発を浴びる形となり、この日は、「親の責任」と発言。180度の“心境の変化”だった。

 みのは、この日の会見の最後の質問で「最初の会見で『親の責任だ』と言っておけば、と思いませんか」と、指摘されると、「それはそうだと思います。アハハハ」といつもの豪快な“みの笑い”。「それが、あの、どこか思い上がって突っ張ってた。でも完膚無きまでに、自分の考えは間違ってた、と(思い知りました)」と話した。

 会場を去る際、「息子さんにかける言葉は」と聞かれ、「バカヤロウッ!!」と会場中に響き渡る声で、怒鳴り、1時間超の会見を締めくくった。

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