土屋アンナに甲斐氏「まず人間であれ」

 土屋アンナの主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」が中止になった問題で、製作の甲斐智陽氏側が土屋と所属事務所に、損害賠償を求める民事訴訟の第1回口頭弁論が7日、東京地裁で開かれた。

 土屋は出席しなかった。原告である甲斐氏は出廷。閉廷後、土屋に対し「名前が売れていようが、役者だろうが、まず人間であれ」「迷惑をかけることはすることじゃない。言いたいことがあれば堂々と主張してほしい」などと強気の姿勢を崩さなかった。

 甲斐氏側は7月29日に公演の中止を発表。8月9日に3026万円の損害賠償を求めて提訴している。

 この日出廷したのは、土屋側の代理人の弁護士が4人、甲斐氏側は甲斐氏と代理人2人。甲斐氏側の伊藤芳朗氏弁護士は閉廷後、甲斐氏とともに会見し、「不平不満があるとしても、稽古(けいこ)に出ないという法的な根拠がない。裁判官も法的根拠を明確にしなさい、と言っていたので、手ごたえはあります」と勝訴の手ごたえを口にした。

 また甲斐氏は、舞台は中止になったものの、「映画化したい」と意欲を示し、「キャスティングは今考えている。(今度は)途中で降板しないでね、と手紙を書きます」とブラックジョークを飛ばすなど、絶好調だった。

 なお土屋は6日、都内で読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」の直撃取材を受け、「自分の中の真実が一番(大事)」と心境を語っていた。

 訴状によると、甲斐氏側は、(1)土屋が無断でけいこをさぼり、そのことによって公演中止になった(2)原案者(濱田朝美氏)の承諾は今年5月に濱田氏の代理人の事務所で取っている(3)土屋がけいこをさぼったのは、原案者との問題ではなく、怠慢‐‐などと主張している。

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