西田敏行 狐には優しく阪神には厳しく
俳優の西田敏行(65)が29日、都内で行われた映画「キタキツネ物語‐35周年リニューアル版‐」の試写会に出席し、東日本大震災の被災地の子供たちにエールを送った。
映画は大自然の中で生き抜くキタキツネの家族を描いた作品。西田は会場に招待されていた福島県の子供たち100人に向けて「みなさんは今、山や川で遊べないでしょうが、大人は元通りにしようと頑張ってます。どうか福島で生きているという誇りを持って生きてください」と力強く語りかけた。
この日は作家で動物研究家の“ムツゴロウさん”こと畑正憲氏(78)が本物のキタキツネを抱いて登場するサプライズもあった。キツネには優しい目を向けていた西田だが、話題が虎(阪神タイガース)に及ぶと「ともかくクライマックスシリーズ!負けるんじゃねえぞ」と眼光鋭くハッパをかけていた。なお、映画は10月19日に公開される。
