宝塚歌劇団月組の龍真咲が30日、都内でミュージカル「ルパン」（30日スタート、東京都千代田区の東京宝塚劇場）の通しげいこを行い、新作への意気込みを語った。

　２０１２年４月に月組のトップに就任して以降、初めてのオリジナル作品とあって「お客さまに育てていただくつもりで日々励みたい」と気合十分だった。世界中で知られるキャラクターでもあるルパンは「ベルサイユのばら」のオスカルに次ぐほどの好きな役だという。思い入れのある役を演じることについては「ルパンファンの方が『こうあってほしい』という理想像をそれぞれ持ってると思うんですが、それをいい意味で裏切りたい」と独自のカラーを出すことを意識していた。