橋下氏 共同代表続投の真意を語る

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(44)が29日、大阪府庁で行われた会議後に会見し、共同代表続投の真意を「党を作った責任者としてまっとうするしかない」と語った。

 橋下氏はこの日、続投が決まった27日の執行役員会後、初めて公の場に姿を見せた。

 執行役員会で辞意を表明したが、石原慎太郎共同代表らの慰留を受け入れ続投することになった感想を求められると「決まったこと」とそっけなかったが、同役員会では参院選における責任を追及されなかったという。

 そのため橋下氏は「辞める理由がないのに、『辞める』と言えば、わがままになる」と、続投を決めたことを明かした。

 ただし国政への関与という点では「自民党に対抗する新しい野党の結成が、国会議員のメーンの仕事」とし、今後は維新の会の国会議員団の活躍に期待していた。

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