道頓堀角座 毎月曜は落語会を上演

 今月28日に大阪・道頓堀に復活オープンする松竹芸能の専用劇場「道頓堀角座」で、毎週月曜日に落語会「月夜はなしの会」が上演されることになり、22日、同劇場で発表会見が行われた。

 会見に出席した桂小春團治(55)は「僕らが前の角座を知ってる最後の世代ですね」と1984年に閉館した旧「角座」で過ごした若手時代の思い出を披露した。

 81年に“ヤング志向”として改装され、舞台に派手な電飾が施された際には、6代目笑福亭松鶴さんが「パチンコ屋で落語やってるみたいや」とボヤいていたことや、当時の楽屋口近くの店舗の客引きが熱心で「師匠方が『ええかげん、顔を覚え!』と怒ってましてね」と、なつかしそうに明かした。

 新しい劇場でも「大喜利や、いろんな企画を取り入れていきたい」と意気込んだ。29日には、こけら落としとして「月夜はなし‐」の第1弾「落語 花菱の会」「落語 笹の会」が行われる。

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