阪神・和田監督の不倫相手であったことを、４日発売の週刊誌誌上で告白したタレント・星奈々のインターネット百科事典ウィキペディアへの書き込みが、何者かによって荒らされた。

　松田聖子のものまねで有名な星は、和田監督と２００３年に出会い、０５年から関係を持て交際してきたが、奥さんに発覚したことから０７年末、関係に終止符が打たれた。

　そんないっさいを、和田監督が星に送ったメール文を暴露した上で、週刊誌に告白し、和田監督もこれを認めて３日、球団広報を通じて「シーズンの大切な時期に大変申し訳ない」と謝罪した。

　星は６月末、電話で「やり直すか、失業などによる逸失利益８０００万円を払うか」と迫っている。

　こんなスキャンダルが明らかになったのを受けるかのように、ウィキペディアの「星奈々」の項目に異常な記載が。「東京都出身の恥知らず寄生虫」「銭金欲しさに既婚男性に近づき養分を吸い取る、芸風同様にプライベートでも寄生虫そのものの生き様である」などと、何者かによって心ない書き込みがなされた。

　ウィキペディアは誰もが新規記事の執筆や既存記事の編集を行えるシステムになっているため、情報の信頼性、信憑性や公正さなどは保証されていない。ただし、各言語版ごとに管理者がいて、ページの削除、ページの保護を行う。全体的には一定の信頼性が実現され、英語版はある研究者によって、エンサイクロペディア・ブリタニカと同程度の信頼性があると評価されたこともある。