歌舞伎俳優・片岡愛之助(41)が21日、東京都内で舞台「明治座　五月花形歌舞伎」（５月３～27日、東京・中央区の明治座）の製作発表会見に出席し、タレント・熊切あさ美(32)との交際について「幸せですよ」と順調に続いていることを明かした。

　夜の部の演目「鯉（こい）つかみ」では主役の鯉の精を演じる愛之助は、共演する市川染五郎(40)から「出し物は何ですか？」と問われると、「“こいつかみ”でございます」と力強く見得（みえ）を切った。恋をつかんだ愛之助に対する“鯉”と“恋”を掛けた共演者のネタ振りに苦笑いを浮かべたが、恋愛については「熱いですよ」と堂々としていた。

　舞台は染五郎、愛之助のほか、中村勘九郎(31)、中村七之助(29)らも出演する。４月には歌舞伎座が新開場するが、染五郎は「若手中心ですが、骨太な公演にしたい」と先輩たちに負けない内容にすることを誓っていた。