河内家菊水丸 甲状腺乳頭がんで手術
河内音頭取りの河内家菊水丸(49)が甲状腺乳頭がん手術を受け、成功したことを6日、所属事務所が発表した。
事務所によると菊水丸は昨年10月に人間ドックを受け、甲状腺乳頭がんの疑いがあることが発覚。精密検査を受けて同様に診断され、さらに気管にがんが巻き付いていることも判明した。緊急手術が必要との判断から昨年12月16日に仕事を納め、同月26日に大阪市内の病院で甲状腺がんの摘出と、気管支のがん細胞摘出、リンパに転移したがん細胞の摘出手術を受けた。約5時間を要した。現在は歩行訓練、声帯訓練を受け、今月7日に退院する予定。
菊水丸は事務所を通して「声も順調に回復しています」とコメントを発表。「リンパに転移していたがんが声帯を圧迫していたので、郭清出来たことで、30代の声に戻る可能性が高いと言われました。今年の盆踊りが楽しみです」と、「郭清」という言葉を使ってがん細胞が取り除けたことを喜んでいる。
