「大蛇」の芸人 維新公認に選ばれず

 お笑いコンビ「大蛇が村にやってきた」で芸人として活動する一方、「日本維新の会」の衆院選への候補者を養成する「維新政治塾」の塾生でもある富山泰庸(とみやま・よしのぶ)が17日、都内で東京都知事選をテーマにしたインターネットの討論番組に出演。都知事選で維新の会は、猪瀬直樹・東京都副知事を支援することを表明しているが、富山は「都民の一人として、松沢さんに期待したい」と反旗?を翻した格好になった。

 この日、富山は維新の会の衆院選小選挙区の1次公認候補(47人)から漏れた。維新の会は「維新政治塾」塾生や行政経験者を対象とした1次公募から、成績上位者を中心に、1次公認を選んだとしている。

 この日の討論番組は、都知事選に出馬表明した松沢成文前神奈川県知事の「松沢しげふみチャンネル」(http://ch.nicovideo.jp/channel/matsuzawa)が企画。富山、松沢氏のほか、ピン芸人のあべこうじ、磯崎初仁・中央大法学部教授が参加した。

 番組にはユーザーから富山に対して「お前も(選挙に)出ろ」と促すメッセージが寄せられたが「お金もないですし、僕はお笑い芸人ですから」と今回の衆院選への出馬については否定的。それでも「きょうは勉強をさせてもらいました」と近い将来の出馬に、含みを持たせた。

 富山は、9月15日に大阪市内で維新政治塾の街頭演説会にも参加。その際の感想を「街頭演説での“スベッた感”はとんでもない」と漏らし、あべこうじから「本業でもあんまり舞台には立ってないもんね」ときつーい突っ込みを浴びる場面もあった。

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