橋下市長 朝日新聞に“最後通告”

 日本維新の会代表の橋下徹大阪市長(43)が19日、大阪市役所での囲み会見で、自身の出自に関する連載を始めた週刊朝日が謝罪コメントを発表したことに対し「次号(来週発売号)の内容をみて判断する」と述べた。同誌を発行する朝日新聞出版の親会社である朝日新聞の責任も追及している橋下市長は「次号の内容は朝日新聞グループとしての見解と受け止める」と語り、同誌が別の報道機関とのスタンスを取る朝日新聞に“ファイナルアンサー”を迫った。

 前日18日夜に週刊朝日サイドが「記事中に不適切な記述が複数あった。ご迷惑を掛けたことを深くおわびする」とする河畠大四週刊朝日編集長の謝罪コメントを発表。これに対し、一夜明けて、大阪市役所で取材対応した橋下市長は「次号に掲載するということですが、あれは謝罪というよりコメントですから、次号でどういう形をとるのかみてみたい」と話し、振り上げた拳をすぐに下ろすことはなかった。

 一方で「やっとこれは問題だったんだと、少し認識し始めたということでしょうね」と皮肉交じりに語った。

 週刊朝日の記事に関しては、橋下市長は親会社である朝日新聞の見解、責任も追及している。朝日新聞サイドは別媒体との見解を示しているが、橋下市長は「100%の子会社。その活動に(朝日新聞が)金を出している。思想が違うなら(週刊朝日への)出資を引くべき」と指摘していた。

 橋下市長は、今回の週刊朝日のコメントについて「朝日新聞グループでしっかり本体が助言、指導したんだと思いますよ」と意味深な発言をし、そのうえで「次号のおわび内容は、(朝日側は)別媒体だというだろうけど、僕は朝日新聞グループとしての見解として受け止める。掲載媒体は週刊朝日であっても、実質グループの見解とみて対応する」と言い切った。

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 発端は、週刊朝日が掲載した、ノンフィクション作家佐野眞一氏と取材班による緊急連載「ハシシタ 救世主か衆愚の王か 橋下徹のDNAをさかのぼり本性をあぶり出す」と題した記事。

 橋下市長は、育てられた記憶がない実父の出自や経歴などにも踏み込んだ記事内容に「言論の自由の一線を越えている」と主張し、前日18日には大阪市役所で84分間にわたって、朝日新聞と週刊朝日を糾弾していた。

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