高倉健 モントリオール映画祭で特別賞

レッドカーペット・アライバルに参加した高倉健(中央)と映画祭最高責任者のセルジュ・ロジーク氏(右)
3枚

 俳優・高倉健(81)が6年ぶりに主演した映画「あなたへ」(降旗康男監督)が3日(日本時間4日)、カナダ・モントリオールで開かれた「第36回モントリオール世界映画祭」で、コンペ部門以外の審査員が選ぶエキュメニカル審査員賞特別賞を受賞した。

 高倉にとっては99年に「鉄道員(ぽっぽや)」で主演男優賞を受賞して以来となる同映画祭での受賞。審査員からは「人生と人々の関係の深遠な部分を照らし出している」と高く評価された。

 同賞は、コンペ部門以外の審査員で構成され「人間性の内面を豊かに描いた作品」に贈られる。過去の日本作品では86年に故森田芳光監督の「それから」が受賞している。

 また、女優・工藤夕貴(41)が出演した日本・カナダ合作映画「カラカラ」が「世界に開かれた視点」賞とカナダ映画に対する観客賞を受賞した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス