松森彩夏 1打差で初V逃し「次に」

 「フジサンケイ・レディース・最終日」(26日、川奈ホテルGC富士C=パー72)

 3位から出たプロ3年目の藤田光里(20)=レオパレスリゾートグアム=が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算7アンダーで悲願のツアー初優勝を果たした。1打差の2位は松森彩夏(20)=スターツ、一ノ瀬優希(26)=フリー、イ・ボミ(26)=韓国、表純子(41)=中部衛生検査センター、金ナリ(29)=韓国。イ・ボミは出場4試合連続の2位で、連続2位の新記録だった。

 初優勝した藤田と同い年でプロテスト同期合格の松森は、藤田と同じく首位と3打差3位からのスタート。一時9アンダーまでスコアを伸ばしたが、14番から連続ボギーで失速。18番も奥から7メートルを3パットでボギーとし、初優勝を逃した。

 「途中までは自分の力を出せたけど、最後のパットは今までにない緊張がきた。これを経験として次に生かしたい」と、けなげに前を向いた。

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