再入幕の遠藤がうれしい2ケタ10勝目

 「大相撲夏場所・13日目」(20日、両国国技館)

 再入幕の遠藤(25)=追手風=が、豊ノ島(32)=時津風=を押し出しで下し、10勝目を挙げた。

 立ち合い力強く踏み込むと突っ張りで豊ノ島の体を起こし、頭を付けて土俵の外へと押し出した。

 左膝の故障で苦しんだ遠藤だが、再入幕でのうれしい2ケタ勝利となった。

 一方の豊ノ島は取り組み中、遠藤の頭が左目付近に当たり、押し出された土俵下でしばらく立てずにうずくまり、花道も顔を痛そうにしかめながら引き下がった。

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