新十両の宇良が7連勝で勝ち越し決める

立ち会い序盤で出羽疾風(右)に居反りを仕掛ける宇良=両国国技館(撮影・園田高夫)
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 「大相撲夏場所・10日目」(17日、両国国技館)

 関学大から初の関取となった新十両の宇良(23)=木瀬=が腰投げで出羽疾風(27)=出羽海=を破り、7連勝で勝ち越しを決めた。1敗でトップの千代の国(九重)、佐藤(貴乃花)がそろって敗れたため、2敗で首位タイに並んだ。

 観衆の度肝を抜き続けた。立ち合い、いきなり見せたのは代名詞の大技「居反り」の型。「言っていたようにそういう形になったら出す。立ち合い来た時点でそういうパターンになって反応した。タイミングが早かった。きょうは形が十分じゃないまま打ってしまった」と失敗。そる前につぶされた。

 一気に窮地に陥った宇良は半身になり押し込まれたが、踏みとどまった。なおも背中を取られ絶体絶命。だが後ろ向きのまま相手の左腕を抱えて振った。相手は宇良の背中に乗っかり、そのまま勢いで宙を舞い、土俵下へと転がった。大逆転劇に館内は「おーっ」とどよめきが広がった。

 「居反りが決まらなかったところから、終始攻められて、ひたすら耐えた。苦し紛れ。勝とうとしたより、気持ちだけ。流れの中でやった」と、さすがの業師ぶりをいかんなく発揮した。

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