王貞治氏「胸張れる」 エンブレム発表で

採用作品を発表する王貞治委員(左)と宮田亮平委員長=虎ノ門ヒルズフォーラム(撮影・棚橋慶太)
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 20年東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、都内で、一度白紙撤回された大会公式エンブレムの再選定最終審査を行い、五輪とパラリンピックが一対になった最終候補4作品の中から、市松模様をモチーフにしたA案の「組市松紋」を選出した。

 最終審査を担当し、発表前にあいさつに立ったエンブレム委員会の王貞治委員は「人生にない素晴らしい体験をさせていただいた。素晴らしい作品を選べた。胸を張ってあいさつできる」と、選出された作品に自信を見せた。

 最終審査ではプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長ら21人の委員が投票し、過半数を得た作品を選出。A案、B案の「輪」、C案の「風神雷神」、D案の「朝顔」の中から、A案が選ばれた。午後の理事会での承認を得て、発表された。

 東京五輪エンブレムは開催5年前となった昨年7月24日にアートディレクターの佐野研二郎氏がデザインした「T」を基本としたエンブレムが発表されたが、直後にベルギーの劇場ロゴを似ているなどの指摘があり、“盗作疑惑”が浮上。その後、佐野氏の他の作品にも疑惑の目が向けられ、わずか39日で撤回を余儀なくされた。

 その後、組織委員会は王氏らを委員としたエンブレム委員会を立ち上げ、エンブレムの募集条件などを緩和。幅広い層からエンブレム案を募った。最終候補4案を提示し、国民から意見を受け付けるなど、“開かれた選考”を印象付けながら、今回のエンブレムの選定を行ってきた。エンブレムの応募総数は1万4599点、ホームページとはがきによる意見は約11万件だった。

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