シンクロ井村ヘッド“ガチ勝負”切望

トークゲストとして会見に出席したシンクロ日本代表
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 シンクロナイズドスイミング日本代表の井村雅代ヘッドコーチ(65)がガチンコ勝負を訴えた。

 20年東京五輪組織委委員会は28日、東京都北区・味の素ナショナルトレーニングセンターで会見を行い、味の素とオフィシャルパートナー契約を結んだと発表。トークゲストとして出席した井村ヘッドコーチは「サポート体制を敷いて頂けるのは幸せなこと。五輪に安心して臨める」と感謝し、「選手にはこの期待の大きさを背負って戦いなさいと言っている」とハッパをかけた。

 今月行われたリオデジャネイロ五輪世界最終予選でチームの出場枠を獲得し、8月の五輪本番に向けてボルテージは高まるばかり。指揮官は「メダルを取るには正面衝突というか、すごい戦いになる。正面切ってガチンコ勝負をしたい」と“がっぷり四つ”の姿勢を示した。

 その上で“肩透かし”にはNOを突きつける。今月、ロシアや中国の競泳選手が過去のドーピング検査で陽性反応が出ていたことが判明。同じ水泳種目のシンクロ界では世界のトップ2カ国だけに、井村ヘッドは「その国のスポーツへのモラルの問題」とけん制。「切磋琢磨(せっさたくま)して、ちゃんと鍛えた心と体で戦って、本当の勝ちが欲しい」と真っ向勝負を訴えた。

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