白鵬、引退を考えていた 昨秋の休場で
大相撲春場所で史上最多を更新する4場所ぶり36度目の優勝を果たした横綱白鵬が27日、NHK「サンデースポーツ」に生出演し、昨年「引退」を意識したことを明かした。
昨年9月の秋場所を左膝負傷で途中休場した後に、「どっかにしまっておいた『引退』という二文字が出てきました。寝てるときに考えたりした」と引退が頭をよぎっていたことを告白した。
目標を見失っていたころに、記者から「今年、頑張れば1000勝が見えてくる」と教えられ、「また目標ができました」と新たなモチベーションになったという。
2020年の東京五輪までの現役続行も改めて明言。「1964年の東京五輪に、父(ムンフバトさん)も(レスリングの)選手として来ている。ノロノロ歩いてないで、スピードアップして走っていこうかな」と「引退」を封印していた。





