箱根駅伝 2区でも青学大が首位堅守
「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根=5区間)
各校のエースが集った“花の2区”だったが、青学大の一色恭志(3年)はしっかりとペースを刻み、1時間7分35秒の好タイムで首位を堅守した。
激しくなったのは2位争いだ。山梨学院大のケニア人留学生のニャイロ(1年)が猛然と飛ばし、一時8人抜きで2位まで浮上。遅れて追い上げてきた東洋大の服部勇馬(4年)が追いつき、2人のつばぜり合いが続いた。抜きつ抜かれつの激しいデッドヒートは19・7キロ付近で服部がニャイロを突き放し、2位に浮上。服部勇は歴代5位の1時間7分4秒で2年連続区間賞を獲得。トップと22秒差まで追い上げ、3区を走る弟の弾馬(3年)にタスキを繋いだ。服部勇は「もう1度、自分のところで首位を捕らえられるような走りをしようと心掛けた。1時間6分台に届かなくて悔しい気持ちはあるが、4年間やってきて達成感がある」と、充実の表情で汗を拭った。
3位は山梨学院大、4位には明大がつけた。また、1区13位と出遅れた駒大は工藤有生(2年)が力強い走りで追い上げ、6位に浮上した。
