元役員の暴力団会食を調査 JOC「事実なら問題」
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は11日、JOCの元役員が過去に指定暴力団山口組の元幹部と会食していたと一部で報じられたことを受け、「事実であればわれわれとしても問題視しないといけない」と述べ、事実関係を調査していることを明らかにした。
日本大名誉教授の山岡永知氏が山口組元幹部から2千万円を借りて返済していなかった問題の裁判記録から、JOC元役員がこの幹部や名誉教授と2008年に飲食店で同席していた可能性が浮上している。
JOCは裁判記録を確認の上で対応を検討する方針で、竹田会長は「内容によっては倫理委員会で議論する必要がある」と述べた。