五郎丸ポーズに「皆さん研究足りない」

会見であいさつする五郎丸らラグビー日本代表=品川プリンスホテル(撮影・田村亮介)
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 ラグビーW杯イングランド大会で日本史上最多となる3勝を挙げ、惜しくも準々決勝を逃した日本代表が13日、帰国し、都内のホテルで報告会見に出席した。FB五郎丸歩(29)は話題を集めたキック前のポーズについて、「指が立っているのは3本、4本なんで。決して2本ではない。2本だと違う方向にいってしまうので」とファンに呼びかけた。

 同じ動作で精度の高いキックを再現するために、PGなどのプレー前には欠かさず目の前で両手を組むポーズをしている。W杯前から採用しているが、今回、一気に注目度が高まった。

 現地イングランドでも、日本で話題になっていることは把握していた五郎丸は「構えを見ていたら研究が皆さん足りない。指の方に注目していただいて」とディティールにこだわってほしいと求めた。「2本だと違う方向にいってしまう」というのは、“カンチョーのポーズ”と言う人を意識したと思われる。

 ただ、話題になったことでラグビーに興味を持つ人が増えたり、プレーする子どもが増えたりすることには「日本ではそうですね」と期待した。「ラグビーを続けてほしいというのもありますし、スポーツを通じていろんな体験をしてほしいというのがあります」と次の世代が続くことを願った。

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