ラグビーＷ杯イングランド大会で過去最高の３勝を挙げた日本代表が１３日、羽田空港に帰国し、報告会見に臨んだ。ラグビー人気の定着を願う代表選手たちは、席上で口々に熱い思いを吐露。「ルールは分からなくてもいい」と“ルール無用”の試合観戦すら呼び掛けた。

　日本代表の活躍でラグビー人気は爆発的に高まったが、これを定着させるには国内リーグの発展が不可欠。しかし、馴染みがないためか、サッカーなどと比べてルールが難解というイメージがあるのも事実だ。

　そんな風潮をＰＲ畠山健介（３０）は「ルールは分からなくてもいいです」と一刀両断。さらに「ここのメンバーも全部のルールは把握していない」と、本気ともウソともつかない言葉を続けて「会場に来て下さい」と来場を呼び掛けた。

　一躍、時の人となったＦＢ五郎丸歩（２９）も「国内のリーグは来月から始まりますので、よろしくお願いします」とアピールした。

　国内リーグ、トップリーグの１５－１６年シーズンは１１月１３日にパナソニック－サントリー（秩父宮）を開幕戦としてスタートする。