フィギュアスケートの元世界女王・浅田真央（２４）＝中京大＝と、姉でタレントの浅田舞（２７）が６日、横浜市内で佐藤製薬「ストナシリーズ」新ＣＭの公開収録と発表会に参加。真央は撮影中のアクションシーンで「６回転を飛びました」と、氷上のトリプルアクセルを“大幅に”更新したことを明かした。

　ＣＭの中で「正義の味方」と「悪役」の１人二役に臨んだ真央は、アクション監督・谷垣健治氏の指導でワイヤロープをつかったシーンに挑戦。「回転はフィギュアと同じ感覚かな。つるされていると、何回転でもできるから不思議な感じ」と話し、実際に「５、６回転はした」と振り返った。

　昨シーズンを休養期間に当てた真央は、１０月３日のジャパン・オープン（さいたまスーパーアリーナ）で約１年半ぶりの復帰戦を迎える。ＣＭ撮影を終え、９月に入ってからは本業に向けての仕上げ段階に入ったことを示しながら、「ワイヤは米国のコーチや海外の選手が（練習で）採り入れている。（自分も）機会があったら挑戦してみようと思う」と、かつてのライバル、キム・ヨナさん（韓国）らが採用していたワイヤ練習への興味を示した。

　浅田姉妹が共演するストナの新ＣＭは６日から全国で放映される。