男子フィギュアスケートのバンクーバー五輪銅メダリストで昨年１０月に現役を引退した高橋大輔さん（２９）が２１日、「直撃ＬＩＶＥグッディ！」（月-金曜、後１時５５分）で引退後初めてテレビ生出演し、ニューヨークでダンスと語学を習っていることを明かした。

　高橋はモヒカン刈りのような髪型、素足にスリッポンというニューヨーク帰りらしい洗練された格好でスタジオに現れると、「向こうへ行って太ったなって言われるのが嫌で、帰る前にダイエットしました」と、以前と変わらないスリムな格好でいすに座った。

　アメリカへは４月に渡り、ニューヨークでダンスや英語を習っている。今月１７日に帰国し、約１カ月、日本で夏休みを過ごしたあと再渡米するという。

　昨年１０月の引退会見では「一応引退…」という表現だったが、「今は現役復帰はゼロ。違う方向に向かっています」ときっぱり。今後の進路については「まだ決まっていないです。今は吸収する時期。ダンスとか習いに行ってるので…」と打ち明けた。

　ダンスは将来、フィギュアスケートの指導者になるのに備える意味がありそうだ。

　渡米中に現役続行を表明した浅田真央については「真央らしいな。逆境に立ち向かっていくというか」と、その前向きな姿勢を評価した。