新国立競技場、電動可動席見送り 常設サブトラックも断念

 巨額の総工費に批判が高まり計画が白紙撤回された2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアム、新国立競技場(東京都新宿区)について、従来の計画では設置が検討されていた電動式可動席を、政府が新たな計画では設置しない方針であることが31日、関係者の話で分かった。建設コスト削減が理由。

 陸上競技を実施する際に選手が練習用に使うサブトラックは常設せず、従来案と同じように仮設で対応する方針も固めた。従来の計画では設置する予定だったフィールド部分を覆う開閉式屋根も断念する方針を固めており、新計画では競技場の機能は大幅に縮小される見通しとなった。

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