浅田真央 復帰宣言後、初の演技披露
「THE ICE札幌公演」(22日、真駒内セキスイハイムアリーナ)
フィギュアスケート元世界女王の浅田真央(24)=中京大=が、この日開幕した自身が座長を務めるアイスショーで、1年間の休養から競技復帰を宣言して以降初の演技を披露した。
真央が観衆の前で演技をするのは、1月のスターズ・オン・アイス以来、半年ぶり。前半の部では、これまで世界の舞台でしのぎを削ってきたロシェット(カナダ)、コストナー(イタリア)とともに、振り付け師のローリー・ニコル氏が振り付けたトリオのプログラム「Benedictus」を披露した。ニコル氏によると、「戦争の恐ろしさ」と「平和の重要性」が込められているという荘厳な演目を純白のドレス姿でしっとりと舞い、ダブルアクセルも美しく決めた。
その後、姉の舞さんが司会を務めるトークショーに宮原知子(関大高)、村上佳菜子(中京大)とともに参加。「初日ですからね、今日が。緊張するけど、始まりましたぁ~」と、笑顔。その後、女子会トークに発展し、お題は「女子力アップのためにしていること」に。真央は「ちょっと待ってくださいよ…。頑張っていること?フィギュアって毎日練習だからねえ」と悩んだ末「お部屋にアロマオイルをたいてます」と、アピールした。
その後もオシャレについての話題が続き、舞さんから「私27歳になったけど最近、目の下が乾燥するようになった。気をつけた方がいいよ」とアドバイスを受けたが、真央は「リンクの上は蒸気が出てるから、常に保湿されてる。だから大丈夫」と、“うんちく”を披露した。
最後に今季の目標を聞かれると「競技復帰を決めて頑張っているところ。まず昨年までの状態に戻して、初戦を迎えたい」と、力を込めた。