松岡修造氏 錦織の精神力を絶賛

 「全豪オープンテニス」(24日、メルボルン)

 スポーツキャスターの松岡修造氏(47)が24日、自身のブログを更新。世界ランク5位で第5シードの錦織圭(25)=日清食品=が、シングルス3回戦で同38位のスティーブ・ジョンソン(25)=米国=に6-7、6-1、6-2、6-3の逆勝ちで4年連続の4回戦進出を決めたことを祝福し、新しい「修造語録」も発表した。

 松岡氏は、第1セットを落としたものの、第2セットで相手のサーブをブレークしながらペースを取り戻した錦織の精神力の強さを「圭のメンタルが素晴らしかった。乗りまくりジョンソンに対し、無理して強打することなく、焦らずじっくりとポイントを重ね、早い段階でジョンソンサーブをブレーク」と絶賛。

 続けて「最後は、ドロップショット含め、この大会初のスーパーゾーンに入る!」と興奮気味に認定したが、錦織が試合後に「まだまだ自分のテニスには程遠い」と話していたことを聞き、「圭にとっては、まだスーパーを付けてはいけないテニスだったのだ」と、舌を巻いた。

 松岡氏は「最後に…」として、錦織の試合中、ファンが掲げていた自身の顔写真について言及。はじめは試合を邪魔するなと説教しに行こうかと思ったが、その写真は自身が出した「日めくりカレンダー」の中の「苦しい時こそ笑ってごらん!」のもので、メッセージが込められていることに気付いたという。

 まさにそのとおり、苦しい状況から前向きなプレーで状況を打開した錦織の姿に、松岡氏は「全豪オープンを通じて新しい言葉ができました。苦しいときこそ圭になってごらん!」と、新しい語録をつづっていた。

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