京都成章、完封大勝で3回戦へ

 「全国高校ラグビー・2回戦、京都成章62-0新潟工業」(30日、花園)

 3年ぶり7度目出場の京都成章は、62-0で新潟工業に完封勝ちした。

 成章フィフティーンは、憧れの初舞台で実力を発揮した。2年間京都府予選で苦杯を喫した3年生にとって、最初で最後の花園だ。「ワクワクした気持ちもあったけど、すごく緊張した。みんな笑顔がぎこちなかった」とナンバー8の呉季依典主将。

 しかし不安は一瞬で消えた。試合開始直後にモールからフランカー北條拓海(2年)が先制トライ。「びっくりしてます」と湯浅監督を驚かすほど鮮やかなトライで流れをつかむと、終わってみれば10トライ。ゴール前まで迫られても、粘り強い守備で最後まで得点を与えなかった。

 「初めての花園なので、逆に失うものはない。全試合チャレンジャーで戦う」と呉主将。湯浅監督は「可能性のあるチーム。まだ伸びる」と期待を寄せる。成長を続けた先にある栄冠を信じて、一戦一戦ぶつかる覚悟だ。

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