武術女子で金メダルはく奪

 【仁川共同】アジア・オリンピック評議会(OCA)は30日、仁川アジア大会での2件のドーピング違反を新たに発表し、武術女子南拳・南刀で金メダルを獲得したタイ・シェーシェン(マレーシア)を失格処分にし、メダルをはく奪した。重量挙げ男子のモハメド・アイフリ(イラク)も失格となった。今大会のドーピング違反による失格は計4件となった。

 OCAによると、シェーシェンは20日の競技後に採取された尿検体から、禁止薬物で減量効果のあるシブトラミンが検出された。この種目では小島恵梨香(滋賀県連盟)が10位だった。

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