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モーグル伊藤、公式練習で膝痛め棄権

2014年2月7日

関係者に担がれ会場を後にする伊藤みき=ソチ(撮影・飯室逸平)〓〓

関係者に担がれ会場を後にする伊藤みき=ソチ(撮影・飯室逸平)〓〓

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 競技終了後、報道陣に対応した林辰男監督によれば、棄権した選手が予選2回目に回ることについては規定がなく「これから協議するという回答だった」と説明。一方で、伊藤の負傷の状態については「ちょっと厳しいのではないか」と険しい表情を浮かべた。

 伊藤は12月上旬のフィンランド遠征中に右膝を負傷。手術すれば前後のリハビリも含めて全治8カ月と診断されたが、保存療法で五輪出場を目指すことを宣言。1月に雪上練習を開始しており全日本スキー連盟は、医師団の意見も踏まえて五輪派遣が可能と判断していた。前日練習時、伊藤は「技をかけた時やスピードを上げた時には痛みがあるが、想定の範囲内。自分のできる能力を1%でも上げようとするのは変わらない」と気丈に話していた。

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