ロッテ・石川が完封でトップタイ9勝目
「ロッテ6-0オリックス」(2日、QVCマリンフィールド)
ロッテが連敗を2で止めた。先発の石川が今季初完封でリーグトップに並ぶ9勝目(2敗)を挙げた。
石川は毎回のように走者を背負ったが要所を締め、オリックス打線に得点を許さなかった。5月17日の西武戦から登板7試合連続で勝利。規定投球回にも到達し、防御率1・63でリーグトップに立った。
打線は四回、無死一、三塁からデスパイネの右中間適時二塁打で先制すると、ナバーロの右犠飛、鈴木の左中間適時二塁打で、この回3点を奪った。八回には加藤の中越え2点適時三塁打などで3点を追加した。
完封の石川は、お立ち台で「調子よくなかったんで、この調子で完封できるとは思っていなかったです。疲れました」と苦笑。球団史上初となる新人からの2年連続2桁勝利まであと1勝だが「頑張ります」と控えめに語った。
オリックスは7安打を放ちながら、最後まで石川を捉えられなかった。