早鞆決勝へ、監督の打順入れ替えが奏功

 「高校野球・春季中国大会準決勝、早鞆2-1開星」(5日、どらドラパーク米子)

 プロ野球のダイエー(現ソフトバンク)で活躍した大越基監督率いる早鞆(山口)が、逆転勝ちで開星(島根)を破り、決勝進出を決めた。

 二回に1-1の同点に追いついた早鞆は六回、無死一、三塁から4番江藤が左前適時打を放ち、決勝点を挙げた。上野、岩崎のリレーで逃げ切った。

 前日の鳥取城北戦で本塁打を含む2安打3打点の4番の内田が3番に入り、5番の江藤が4番に昇格した。江藤は「開星は何度も甲子園に出ているんで普通にやったら勝てないと監督に言われた。打ててよかった」と4番の仕事をきっちりこなした。

 大越監督は「内田は打った次の試合は打たないんで。ずっと付き合っているんで性格が分かる。勇気がいりますが、一番近くで見ているので、自信を持ってやりました」と説明。思い切った打順の入れ替えが決勝点を呼び込んだ。

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