東大、大敗で14年ぶり勝ち点は持ち越し

 「東京六大学野球、法大10-4東大」(22日、神宮球場)

 東大が大敗して1勝1敗となり、02年秋以来14年ぶりの勝ち点獲得の可能性は、3回戦に持ち越された。

 初回に2点を先制されると、守りのミスも出て三回までに7失点。その後も流れを止められず、4投手が16安打を浴びた。打線は四回に1点、六回には3点を返して意地を見せたが及ばなかった。21日の1回戦で完投勝利を挙げたエース・宮台康平投手(3年・湘南)は登板しなかった。

 浜田一志監督は「(先発投手が)試合を作れなかった。それに尽きる。打線はよく食らいついたんだけど」と敗因に言及。宮台については「リードしていたら出すつもりでいた」と明かし「明日は投げてもらうつもり。ただ無茶ぶりはしません」と、3回戦での起用方針を示した。

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