ロッテ、今季初3連敗で打線テコ入れへ
「楽天5-3ロッテ」(4日、コボスタ宮城)
中盤に戦局が暗転した。ロッテが1点リードで迎えた五回。1死一、二塁から先発・二木が銀次に逆転の3ランを浴びると、続くウィーラーには初球を左翼席へと運ばれた。
「ウィーラーは初球からどんどん来ると思っていたが、銀次さんの本塁打から切り替えられなかった。慎重にいくべきだった」。硬い表情の右腕からは、反省の弁が漏れた。
それ以上に深刻なのが打線だ。伊東監督は「打線のつながりが悪い。一気に調子を悪くした選手が数名いる」と指摘。4番・デスパイネがソロを含む3打点を挙げたが、この試合を含めた最近3試合で10打数1安打の角中、18打席無安打の清田がブレーキとなった。
今季初の3連敗。5日の先発はエース・涌井。このままズルズルと負けるわけにはいかない。指揮官は「打順を組み替えて対処していくしかない」と連敗ストップへ打線のてこ入れを示唆していた。