昨夏に右肩を手術し、復活を目指すソフトバンクの松坂大輔投手が4日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(タマホームスタジアム筑後)で先発登板し、4回2安打無失点と好投した。「右打者の外角低めの球が出だした。手で操作するものではないので、フォームでその球を投げられる形が徐々に出てきた良い証拠だと思う」と手応えを口にした。
二回まで走者を出さず、三回1死から初安打を許したが、次打者を併殺打に切って取った。四回に安打と四球で招いた2死満塁のピンチは3球三振でしのいだ。4回3失点と精彩を欠いた4月27日の前回登板より5球多い66球を投げ、最速は144キロだった。