巨人、日ハムが交換トレード 大累と乾

 巨人・大累進内野手(26)と日本ハム・乾真大投手(28)の交換トレードが合意に達し、11日、両球団から発表された。左投手の強化を狙う巨人と、外野手に故障者が続出し、内野手の層も薄い日本ハムの思惑が一致した。

 大累は駒大苫小牧から道都大を経て2012年のドラフト2位で巨人入団。俊足強肩の内野手で、外野も守れる。1軍出場は13年の2試合にとどまっている。

 乾は東洋大姫路から東洋大を経て10年のドラフト3位で日本ハム入団。1軍では通算67試合に登板し、1勝2敗、防御率5・86。移籍先での背番号は乾が「60」で、大累は未定。

 大累は「とてもいい環境、監督、コーチ、選手に恵まれ、成長することができた。日本ハムでは絶対に1軍で活躍したい」と決意。乾は球団を通じて「入団から6年間、北海道と鎌ケ谷でお世話になりました。たくさんの思い出があり、その中でもファンの皆様と一緒に優勝を分かち合えたことが、一番の思い出です。チームは変わりますが、ファイターズで培ってきたことを胸に新天地でも努力していきたいと思います」とコメントした。

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