ロッテは２９日、実弾所持による銃刀法違反容疑で逮捕され、処分保留で釈放されたヤマイコ・ナバーロ内野手に対する球団の処分を発表した。内容は、パ・リーグとイースタン・リーグの公式戦開幕から各々４週間における出場停止で、オープン戦など３月中のすべての試合への出場も停止。及び、制裁金５０万円となっている。

　同選手への処分発表を受け、伊東監督は球団を通じて「処分については全て球団に任せてあります。本人に関しては、しっかりと受け止めて反省をしてくれればと思います」と

コメント。さらに「戻って来る時には野球選手としてだけではなく、人間として尊敬されるプレーでファンに恩返しして欲しいです」と注文した。

　少なくとも開幕から４週間は期待の新助っ人抜きで戦うことになるが、同監督は「我々は、彼がチームに戻って来る日まで、全員でカバーしていい形で、迎えてあげられるように頑張るだけだと思っています」と、全員野球で主砲候補の帰りを待つ意向も明かした。