常総学院が決勝へ、樫村が4安打完封

 「高校野球・秋季関東大会準決勝、常総学院4-0桐生第一」(4日・大宮公園)

 常総学院が快勝。15年ぶりに決勝に進んだ。

 最速143キロ右腕の樫村雄大投手(2年)が4安打完封。球威ある直球を武器に、8三振を奪った。

 昨秋はエース・鈴木と2枚看板を形成し、今春センバツ切符獲得の原動力に。しかし、センバツ後は右肩を痛めるなど苦しんだ。今大会初登板は昨年、自身が追加点を許して敗れた準決勝の舞台。「ちょっと緊張があったけど、粘り強くいけた。去年負けた借りを返せた」と、留飲を下げた。

 控え投手もキッチリと結果を出し、3度目の優勝に王手。佐々木力監督は「樫村はスタミナ切れを起こすことが多かった。最後まで持ったことはうれしい。優勝できるように頑張りたい」と、収穫ありの様子だった。

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