オリ3位の大城、立大の最多安打記録
「東京六大学野球、立大5-0東大」(24日・神宮)
立大が完封勝ちした。
オリックスにドラフト3位指名された大城滉二内野手(4年・興南)が初回に左前打を放って通算112安打とし、立大の通算最多安打記録(篠原一豊=111安打)を更新した。「1本何とか打てて、一番上に立てたのは良かった」と、頬を緩めた。
ドラフトを終え「楽な感じで打席に入れた。それが初回のヒットにつながった」と、プレッシャーからも解放された。ドラフト指名を受けて、友人らからは数十件の祝福の連絡があった。「全員に『ありがとう』と返しました」と明かした。
25日の2回戦に勝てば、大学野球のラストゲームとなる。名門の歴史に名を刻んだヒットメーカーは「これを自信に次のステージでも、という気持ちはある。打って守れて走れる、長く野球を続けられる選手になりたい」と、プロの世界での飛躍を誓った。