県岐阜商・高橋はソフトバンクへ

県岐阜商・高橋の交渉権を獲得しガッツポーズするソフトバンク・工藤公康監督=東京・グランドプリンスホテル新高輪(撮影・村中拓久)
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 「プロ野球ドラフト会議」(22日、グランドプリンスホテル新高輪)

 中日、日本ハム、ソフトバンクの3球団が、高橋純平投手(県岐阜商)を1位指名した。今ドラフト最多の重複指名で、くじ引きとなった。

 3球団の代表者がくじ引き台に上がり、最後にくじを引いたソフトバンク・工藤監督が当たりクジを引き当てた。

 「当たってくれと思って引きました。すごい今、マウンドに立っているより緊張しています。すばらしい選手を引き当てられてよかった。もちろん目指すのはソフトバンクの中でのエースになってほしいと思いますし、日本を代表する投手になれる」と期待。テレビカメラを通じて「一緒に野球をやろう!」と呼びかけた。

 高橋は今夏の岐阜大会前に左太もも裏を肉離れし、十分な活躍ができないまま甲子園出場はならず。しかし最速152キロ右腕の高評価は変わらず、今ドラフトの主役となった。

 過去のドラフト1位重複指名の最多は、1989年の野茂英雄投手(近鉄)で8球団。

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